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会員権の割安感際立つ
今週のポイント
PICKUP- コロナ禍を契機に高まったゴルフ人気定着
- 会員権は19年の40を底に上昇基調続くも、 相場性商品の中では62と依然低水準
- 日経平均は387に急上昇、会員権を引き離す
- クラブの魅力向上と会員本位の運営が課題

ゴルフ会員権相場は6年連続値上がりしています。コロナ禍を機に高まったゴルフ人気が定着し、上昇基調が長く続いていると言えます。ただ、上昇の度合いについて、他の相場性商品(実質GDP、日経平均株価、公示地価)と比較すると、依然、低水準にとどまっていることが分かります。
法人・富裕層の名門回帰や個人のクラスアップ志向といった安定した需要に支えられ、会員権相場は堅調に推移しています。グラフで示した通り、2000年末を100とする指数で見ると、19年の40を底に25年は62にまで上昇していますが、100には程遠いレベルです。
一方、昨年5万円を突破した日経平均の指数は387に上り、会員権との格差がさらに広がりました。また、実質GDP(118)と公示地価(102)と2000年末の水準を回復しており、会員権の割安感が際立っています。
会員権相場は上昇の余地ありと言えそうですが、ゴルフ場の課題としてクラブの魅力向上や会員メリットの充実などが挙げられます。24年以降は年会費など諸費用が値上がりし、会員の経済的負担は大きくなっています。予約の取りやすさや設備充実などコストに見合ったメリットを実感してもらえるよう会員本位の運営を心掛ける必要があります。