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WEB掲載
低額コースの売り優勢強まる
今週のポイント
PICKUP- 23年以降、全体では売り買い拮抗状態も70万円未満は売りが大きく先行
- 26年は処分が入会の2倍超、年会費値上げを機に売却が増える一方、買いは低迷続く
- 予約面などで会員メリット乏しい場合、クラスアップやビジター回帰に至る

ゴルフ会員権の需給は2月以降、売買拮抗ないし売り先行の状態が続いています。年初から春先は秋からの処分が一巡し、春高に向け会員権の物色が盛んになる時期です。
1-3月の需給状況(当社が受けた正会員の注文)について、コロナ禍前の19年から直近26年までの推移を調べてみました。売り注文数に対する買い注文数の割合を示す「買い倍率」は1倍超が買い優勢で1倍未満が売り優勢となります。
全体の買い倍率を見ると、21年1-3月期が1.68倍と大幅に買い先行となっています。コロナ禍を契機にゴルフ人気が高まり、会員志向が一気に高まったことが伺えます。23年以降は1倍前後で推移し、売り買い拮抗状況が続いています。
特徴的な推移を示したのが70万円未満の低額コースです。21年こそ、買い優勢でしたが、23年以降、売りが大きく先行しています。とくに、直近26年は売りが買いの2倍超に膨れ上がっています。
24年以降、年会費値上げが相次ぎ、処分が拡大しました。26年の値上げコース数は年間最多を更新する見通しですが、70万円未満が多数を占めます。また、予約が取りにくいなど会員メリットが乏しい場合、予算を上積みしてクラスアップを図ったり、ビジターに回帰するケースもみられます。反面、70万円未満の買いは低迷が続いており、買い倍率の大幅低下につながっているとみられます。